ダイエットと肥満症
感染症対策を取り入れた暮らし
に応じる健康増進!特集 第3回
「新型コロナウイルス対策のために、外出を自粛していたら太った」という声をよく聞きます。
俗にいう「コロナ太り」の原因は、運動不足やストレス、無意識の食べ過ぎなどが考えられます。外出自粛を求める緊急事態宣言が解除され、以前の生活に戻りつつあるものの、感染者増加の報告は続いています。
肥満の方は万一新型コロナウイルスに感染すると、症状が重症化しやすいともされています。正しく健康的にダイエットすることで、ウイルスに感染した際の重症化を予防することはとても有効です。
新陳代謝を活性化する
骨盤からみた身体つくり
大幅な減量を目指すダイエットに取り組む場合、自分の力で、食事調整や運動を行うことが必須になります。
とはいえ、前提として 新陳代謝の活性した身体であれば、より効果的といえます。
習慣的動作などからできた姿勢・骨格の歪みをただし、とくに全身の土台といえる骨盤調整を整えることは、リンパ・血液循環・骨盤内の内臓配置がより正常でのぞましい身体を手に入れることができます。
そのような 痩せやすい、代謝の活性した身体でダイエットを継続することは、大変に効果的といえます。
仙骨矯正法とダイエット
人体の構造の中心である仙骨(*骨盤のさらに仙骨が要です)は、
骨格・姿勢の中心であるとともに、「聖なる骨」と言われるように
その人間の精神活動と自律神経コントロールにおいても
この部位が見えない統制をしています。
仙骨のゆがみは、その人に運動機能と姿勢の影響を及ぼすことと同時に、
精神活動と自律神経活動への影響も及ぼし続けているのです。
骨盤矯正の治療をした場合、日頃の姿勢からくるクセ・出産・転倒
他等からできた歪みで、その骨格自体がのぞましくない
形状・動作だったことを直接美しく正せるだけでなく、
健全で健康的にその人の心身を総括する総合的なダイエット、
スマートな身体で送る生活への一助となるケースが実際大変多いです。
コロナにおけるダイエットの注意点
免疫力や代謝を落とさずに減量しましょう。
①過激で極端な断食・
ファスティングをすべきでない
栄養不足や体調不良を引き起こす可能性があるほどの、過激な摂食・断食はよくありません。また、全然食べないことは代謝が低下してしまいます。
断食とファスティング
断食には水以外のものを口にしない「完全断食」と、穀物などの特定の食品を口にせず日中は食事をしないといった「部分断食」に分けられる。また、現在宗教的に行われている断食の多くは、日中の食事を断つ「部分断食」です。ファスティングは断食を英語で表現したもので、一般的には一定期間を水と酵素だけで過ごすことを指します。
②十分な睡眠時間の確保
睡眠時間が短い人は痩せにくい傾向にあります。睡眠中に食欲や代謝に関わるホルモンが分泌されるからです。1日平均最低でも5~6時間の睡眠をとりましょう。
③糖質制限はやりすぎず、バランスよく
糖質制限は効果を目で確認しやすいのですが、糖質は三大栄養素の一つで健康維持に欠かせない栄養素であり、エネルギー代謝の燃料となります。夕食でのみ糖質を控えるとか、全体量を減らすなどし極端は糖質制限をすべきではありません。
④タンパク質、ビタミン、
ミネラルを十分に摂る
タンパク質はとり過ぎれば脂肪となって蓄積されますが、体力維持に必要なだけは摂りましょう。ただし糖質制限中はたんぱく質摂取過剰になりやすいことには気を付けてください。また、ビタミン・ミネラルには免疫力アップとダイエットを効果的に機能させるはたらきがあります。フルーツを間食にすることも効果的です。