頚肩腕症候群
頚肩腕症候群について
頚肩腕症候群とは
頚・肩・腕の疼痛を主体とした症状は、頚椎から上肢に至る神経、即ち神経根・腕神経、そして上肢末梢に至る神経の障害が原因となるものでさらにこの症状に関与する因子として、鎖骨下動脈、自律神経系を介しての血管運動神経などを挙げ、そしてこれらを包括した疾患群を「頚肩腕症候群」と定義されるが、頚・肩・腕に痺れがあれば、とりあえず「頚肩腕症」という疾患名に間に合わせてしまう傾向がある。
頚肩腕症候群の原因
頚から上肢にかけての痛みや痺れなど、多彩を極める。頚椎の先天奇形・肺癌・肩関節周囲炎・栄養障害や糖尿病による神経炎など。仕事において上肢や手指を酷使せざるを得ない人は、筋疲労に伴う頚肩腕の痛みが現れる。
頚肩腕症候群の症状
具体的な疾患として、斜角筋症候群、頚椎椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、肋骨鎖骨症候群など。
頚肩腕症候群の治療方法
関節が動かないケースを除きますが、関節の可動域を広げて筋のコリをマッサージやはり灸で減らしていき、神経圧迫や血行不良を改善します。
頚肩腕症候群の予防方法
不良姿勢を避ける。適度な運動と睡眠をとることが大切です。