先天性股関節脱臼
先天性股関節脱臼について
先天性股関節脱臼とは
生まれつき股関節が脱臼しているものをいい、股関節を構成する骨の発育欠陥。多くは、関節包や靭帯の弛緩、子宮内の胎位異常による機械的因子や出産後の育児環境など後天的要因によるものと考えられ、出産後に骨頭が寛骨臼から脱臼する。
先天性股関節脱臼の原因
逆子の時に脱臼したり、先天的に関節が浅かったりすると起こりうる。
先天性股関節脱臼の症状
股関節の開きが悪かったり、オムツを変える時に痛がって泣くこともあります。歩き始めが遅れることもあります。
先天性股関節脱臼の治療方法
股関節を調整して動きを良くしつつ、なるべく足を開かせる指導をします。重度の症状の場合は提携している病院を紹介することがあります。
先天性股関節脱臼の予防方法
抱っこやオムツをつける時に足を開かせることです。膝を伸ばすと関節が外れやすいので注意が必要です。