アキレス腱炎
アキレス腱炎について
アキレス腱炎とは
アキレス腱の痛みとしてアキレス腱炎、アキレス腱周囲炎、アキレス腱滑液包炎があります。アキレス腱炎とはアキレス腱に負担がかかり腱自体に炎症を起こします。アキレス腱周囲炎とは腱の周りを覆っているパラテノンという膜があり、これが炎症を起こします。アキレス腱滑液包炎とは踵骨に付着している部分にクッションの役割を果たしている部分が炎症を起こします。
アキレス腱炎の原因
スポーツや運動、日常生活などでの使い過ぎ(overuse)、過度の負荷等で筋肉が硬くなった状態で動いていると痛みが起こります。又、踵骨の傾き(回内足、回外足)等で腱にストレスがかかり痛みが走ることもあります。
アキレス腱炎の症状
アキレス腱自体や腱付着部付近に腫れや熱感。押した時の痛み(圧痛)運動などの痛み(運動痛)が認められます。症状がひどくなると歩くのも痛い(歩行痛)も認められます。
アキレス腱炎の治療方法
痛みの改善には、患部を冷やし安静にするために、スポーツや運動量を減らすように指導していきます。下腿三頭節のストレッチやアイシングを中心に体の姿勢を意識し良い睡眠をして行く事で改善できます。