アキレス腱断裂

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アキレス腱断裂について

下腿三頭筋の不調和運動や下腿三頭筋が緊張している際、足関節に急激、過度な伸展（背展）力が強制されたり、直達外力により踵骨付着部より2〜4cmのアキレス腱狭小部、筋腱移行部が破裂することをいう筋腱移行部では不全断裂を見ることがあり、腱部ではほとんど完全断裂となる。

階段を踏み外した場合のような日常生活でも起こるが急激なターンやジャンプをするスポーツでよく起こる。正常なアキレス腱でも断裂するが大部分は腱の変性が起因となることがあり30〜40歳代に多くみられる。

アキレス腱部を殴打されたような衝撃を覚え、断裂音を聞く事が多い。アキレス腱の緊張が低下し断裂部に陥凹が生じ圧痛がある。
歩行や足関節の底屈は可能であるが爪先立ちは出来ない。トンプソンテストが陽性である。

足関節が底屈位で固定をし、経過を観察しながら超音波などの物理的療法、手技療法を施します。また約半年は再断裂に注意するよう指導していきます。

筋肉が硬くならないようにストレッチしたり、急激に下腿三頭筋が収縮しないように気をつける。